SXFとOCF検定について
電子納品に向けたCADの標準フォーマット「SXF」やオープンCADフォーマット評議会「OCF」とOCF検定に関するコラムです
[ 2006.3.17改訂 ]
SXFとCAD製図基準
平成14年7月に発行された国土交通省の「CAD製図基準(案)」【PDF】では、「CADデータ交換フォーマットは、原則としてSXF(P21)とする」と明記されました。
これ以降、平成14年11月に改訂された、官庁営繕事業の「建築CAD図面作成要領(案)」【PDF】、港湾事業の「CAD図面作成要領(案)」【PDF】、農林水産省農村振興局の「電子化図面データの作成要領(案)」【PDF】など、いずれも交換標準SXFを採用しています。
平成15年7月には、「CAD製図基準(案)電気通信設備編」【PDF】が公表されましたが、これによってSXFは土木・建築などの建設業向けCADだけでなく電気・機械系のCADにも採用され今後、ますます普及していく事が予想されます。
また、農林水産省の「電子化図面データ作成運用ガイドライン(案)」【PDF】では、「業務及び工事の途中における協議などにおいては、SFC形式で交換することを標準とする」と明記されましたが、このように最近の傾向としては、電子納品だけでなく業務の途中で利用されるデータ交換についてもSXFを利用することが明記されるガイドライン等が出てきました。
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