CAD System FAQ

BV Family FAQ一覧

インストール関連

プロダクトキー/シリアル番号とは

インストールやアップデートする際、必要になる番号です。
インストールCDと同梱されている「ビッグバン ソフトウェアライセンス認証書」に記載されています。

・本体シリアル  :BV×××××××-×××××××
・プロダクトキー :××××-××××-××××-××××-××××-××××

「プロダクトキー(シリアル番号)をもう一度入力してください」と表示される

プロダクトキー(シリアル番号)が正しく入力されていない可能性があります。
「ビッグバン ソフトウェアライセンス認証書」のプロダクトキーが記載されている下部にふりがなが記載されております。ご確認ください。
また、「l(エル)」と「1(いち)」、「O(オー)」と「0(ぜろ)」にご注意ください。

インストールCDが読込まれない

CDの読込みに時間が掛かることがあります。
エクスプローラーのDVDドライバー右クリック「開く」からインストールCDを見ていただき、『Setup』フォルダ内『BV×××××_Standard.exe(USB版の場合)』を実行してください。
または、ダウンロードページから対象のソフトの最新版が常時ダウンロード可能となっておりますので、ご利用ください。

ヘルプシステムユーザー様 ダウンロードページ

メニューの位置やシステム設定を旧バージョンから新バージョンに移行したい

インストール時に旧バージョンの環境を移行する方法(BV Ver.11以降)と旧バージョンで保存した環境移行ファイルを読込んで環境を移行する方法の2つの方法があります

1.インストール時に旧バージョンの環境を移行する方法(BV Ver.11以降)

インストール時の「InstallShieldWizardの完了」が表示された際、「環境移行ツールを起動する。」チェックボックスをONにして「完了」をクリックします。環境移行ツールが起動し、製品、バージョン、移行する項目を選択して「OK」をクリックすると、選択したバージョンの環境設定が新バージョンに設定されます。

2.旧バージョンで保存した環境移行ファイルを読込んで環境を移行する方法

旧バージョンのメニューバーの[ツール]-[環境設定の保存]をクリックすると「環境設定の出力」ダイアログが表示されます。名前を付けて保存してください。
同一設定を行いたいパソコンで「すべてのプログラム」(Win7の場合)から「BV ××××(製品名) ××.×(バージョン)」フォルダ内の『環境設定ツール(BV×××× ××.×)』を起動し、保存したファイル(.BVE形式ファイル)を読込みます。
この際、必ずCADが起動していない事を確認ください。

BV 環境設定の移行方法(PDF)

「システムユニットが装着されていません」と表示される

原因1

USBドライバーが対応していない可能性があります。

対処方法

対応ドライバーをダウンロードして、ご利用ください。
ヘルプシステムユーザー様は下記ヘルプシステムユーザー様ダウンロードページよりUSBドライバーツールをダウンロードすることができます。

ヘルプシステムユーザー様 ダウンロードページ

※ご注意
USBドライバーツールは圧縮ファイル(Zip形式)になっていますので、解凍してご使用ください。
操作説明書も添付されておりますので、ご参照ください。

原因2

BVのバージョンに対応したOSではない可能性があります。

対処方法

OS対応状況をご確認ください。

対応OSでない場合、対応するOSにBVをインストールしてご利用していただくか、BVのバージョンアップが必要になります。 販売店もしくは、弊社担当営業にご相談ください。

原因3

USBハブをご利用の場合、各USBポートに供給される電力が不足して認識されない可能性があります。

対処方法

USBシステムユニットをパソコン本体のUSBポートに直接挿してご利用ください。

「起動に失敗しました」と表示され、起動しない

原因1

セキュリティソフトに干渉され、正しくインストールされていない可能性があります。

対処方法

セキュリティソフトを停止して、再度インストールしてください。

原因2

BVのバージョンに対応したOSではない可能性があります。

対処方法

OS対応状況をご確認ください。

対応OSでない場合、対応するOSにBVをインストールしてご利用していただくか、BVのバージョンアップが必要になります。
販売店もしくは、弊社担当営業にご相談ください。

起動、終了が遅い

原因

ペンコントロールパネルのデータが肥大化している可能性があります。

対処方法

ペンコントロールパネルの線色・線種・線幅のいずれかで右クリックすると表示される「未使用線(色/種/幅)一括削除」をクリックすると使用されていない線の情報(色/種/幅)が削除されます。または、ペンコントロールパネルの「初期化」をお試しください。

以下の設定でペン情報の肥大化を防ぐことができます。

【ペン設定の初期化】

メニューバー[ツール(T)]-[システム設定]-[高速化設定]から動作モードの設定項目欄の「ペン設定を初期化する」チェックボックスをONにして「適用」、「OK」をクリックします。
次回の起動時からペン設定が初期化され起動します。
*「ペン設定を初期化する」チェックボックスがOFFの場合、図面を読み込む毎に、ペン情報が増えていきますので、起動・終了が遅いと感じた場合、一度ペンコントロールパネルをご確認ください。

【上記対処法でも起動が遅い場合】

Windowsの更新をお試しください。
また、実装しているグラフィックボードのドライバーを更新することで、起動が速くなることがあります。

ファイル入出力機能

SXFファイルの入出力をオリジナルの作図基準に変更したい

[ファイル]-[外部入出力設定]-[SXF]で「SXF変換テーブル設定」の入力設定1から3で変更することが可能です。

BVで読込みが可能なファイルの種類を知りたい

BVF、BVFZ(BVF圧縮形式)、DXF、DWG、JWC、JWW、JWK、SFC、P21、SFZ、P2Z、線記号変形ファイル(DAT)ファイルが読込みが可能です。(BVFZはBV Ver.14以降)
DXF、DWG、JWC、JWWファイルの場合はダイレクトに読込む事も可能ですが、読込み時に設定をそのファイル内容(縮尺、サイズ等)を合わせておくことで、より互換率の良い図面ファイルが画面上に表示されます。

DXF、DWGファイル

[ファイル1]-[DXF設定]または、[ファイル]-[外部入出力設定]にて[DXF・DWG]を選択しますと「DXF・DWG変換テーブル設定」が表示されます。

JWC、JWWファイル

[ファイル1]-[JWC設定]または、[ファイル]-[外部入出力設定]にて[JWC・JWW]を選択しますと「JWC・JWW変換テーブル設定」が表示されます。
それぞれ、文字の高さ、線種が読込む前に設定できる為、修正時間の短縮が可能です。
設定後は、「CADのファイル」を[ファイル1]-[図面読込][ファイル1]-[DXF入力]、[ファイル1]-[JWC入力]、[ファイル1]-[SXF入力]にてファイルが画面上に表示されます。

JWK、線記号変形ファイル(DAT)

特に読込み時の設定はありません。
[データ]-[シンボル読込]、[データ]-[線記号変形読込]で該当ファイルを選択してください。

DWG/DXFの入出力時のバージョンを知りたい

入出力とも以下の形式に対応しています。(BV Ver.8.5以降)

  • AutoCAD2000形式
  • AutoCAD2004形式
  • AutoCAD2007形式
  • AutoCAD2010形式
  • AutoCAD2013形式
  • AutoCAD2018形式

BVで描いた図面をAutoCADで見たままの状態でデータを渡したい

[ファイル]-[外部入出力設定]-[DXF・DWG]の「出力設定(AutoCAD方式)」タブで初期値の状態で出力すれば可能です。
特に、「シートをビューポートに変換する」のチェックをご確認ください。(BV Ver.9以降)

JWW/JWCファイルを読込んだ際、実線のデータを全て2点鎖線で読込みたい

[ファイル]-[外部入出力設定]-[JWC・JWW]の変換テーブルの設定で、線種の設定をBV側に持ってきたい線種に設定していただくと、希望の線種で読込むことができます。

JWW/JWCファイルの対応入出力バージョンを知りたい

入出力ともJWC、JWW Ver.8.0に対応しています。(BV Ver.9.5以降)

JWW/JWCファイルを読込んで、印刷すると破線が印刷されない

[ファイル]-[外部入出力設定]-[JWC・JWW]の「JWW(JWC)入力設定」タブ「補助線を印刷しない線種とする」のチェックをOFFにして再度、読込み、印刷してください。
または、[ファイル]-[印刷]-[印刷設定]のその他の項目の「印刷しない線種」を「すべて印刷」に変更して印刷してださい。

塗図形を透過した状態を維持してPDF出力したい

印刷コマンドではなく、弊社のPDFオプションを使用することで可能です。(BV Ver.8.5以降)

複数の図面ファイルを一括で変換したい

[システム]-[システムファンクション2]-[一括変換]で「一括変換」ダイアログが表示されます。
[変換元ファイル]で変換を行いたい図面ファイルを選択し、変換先および変換先ファイル形式を選択する事で一括変換が可能です。
また変換できるファイル形式は、DXF、DWG、JWC、JWW、SFC、SFZ、P21、P2Z、BVF、BVFZ、TIFF、BVI、CG4、BMPが可能です。
(BV LTは除く、BV Ver.8.0以降)

ファイル選択時に、図面イメージを見たい

[ファイル1]-[図面読込]または、[ファイル]-[開く]にて「BV Finder」ダイアログから各フォルダに保存されているファイルが参照できます。
この時、[表示]-[イメージアイコン]を選択する事により保存されている図面ファイルのイメージが表示されます。
イメージが表示されても内容が類似しているので解らないと言った場合は、該当ファイル上でマウスの右ボタンをクリックし「プロパティ」でクリックすると「プロパティ」ダイアログが表示されます。
このダイアログはマウスの左ボタンでドラッグしたまま右へ移動すると拡大する事ができ、詳細の確認が可能です。また、左に移動すると縮小します。

印刷機能

文字を画面で見ているのと同じ色で印刷したい

[印刷]-[印刷設定]の「カラー/モノクロ」の項目で「要素単位でカラーモノクロの設定をする」を選択し、各項目を「カラー」にします。
また、「白色図形を黒で印刷する」のチェックボックスをONにしてください。(BV Ver.10.0以降)

白の塗図形を黒で印刷したい

[印刷]-[印刷設定]の「その他」の項目の「印刷ペン設定」で「白→黒」に変更してください。

太い線の端をスクエアーにカットして印刷したい

[印刷]-[印刷設定]の「その他」の項目で「点・線をシャープに表示する」のチェックボックスをONにすることで、線の端がスクエアーにカットされて出力します。
※ 出力を行うプリンタ、プロッタによって有効にならない場合があります。

A1の図面をA3で印刷した際に、線が細く印刷されてしまう

[印刷]-[印刷設定]の「その他」の項目で「線幅・線種に倍率を反映」のチェックボックスをOFFにすることで、印刷した際に線幅表示が太くなります。

傾きのある図面のある線に対し平行に印刷したい

[印刷]-[範囲設定]を選択し、「傾き指定」のチェックボックスをONにして傾き位置を指示することで可能です。

回転のかかっている画像データが印刷時にずれてしまう

SXF出力すると、回転情報が削除されます。
出力したSXFデータを読込み、印刷をお試しください。

複数図面を一括で印刷しようとすると何も印刷されない

プリンターの設定、プリンターのプロパティ、印刷設定、印刷範囲を確認して頂き、特に問題がない場合は、どういう設定でそれぞれの図面が印刷設定されているかを確認してください。
その図面毎に印刷設定が違う場合に何も印刷されないことが発生する可能性があります。
[システム設定]-[印刷・メニュー]タブの「印刷設定」の項目で「図面ごとの印刷設定を無効にする」のチェックボックスをONに設定していただくと、印刷できるようになります。

作図機能

文字

文字を縦書きに作図したい

[文字]-[垂直]にて、書き出し方向を「上→下」に設定して作図します。また、[文字]-[設定]-[文字設定2]で「縦書き設定」のチェックボックスをONにすることで『()』などの記号が正しい表示になります。文字設定2には他にも設定があります。

文字BOX表示

画面上で文字のある位置を四角で表します。サイズの大きいファイルでは表示にかかる時間が多少早くなります。この時画面を拡大しても文字は表示されません。四角のままになります。

文字原点表示

文字入力時に設定した文字の原点を画面上×で表示させる。

TrueType表示

文字入力時に設定した文字のフォントを画面上にそのまま表示させるかベクターフォントで表示させるか選択できます。文字BOX表示同様、サイズの大きいファイルでは表示にかかる時間が多少早くなります。このチェックの有無で画面上の文字の表示が全部切り替わります。

新規文字入力時、「変位dx,dyを入力してください」と表示されるようになった

[文字]-[新規]-[水平]を選択したときに「連続」になっていると連続して書く文字の文字間隔を変位として聞いてきます。
「通常」に変更して作業すると、「表示文字」の入力ができるようになります。

図面上の文字を検索して置換したい

[文字]-[検索]で検索と置換が可能です。

寸法線

一括で複数の寸法線を引きたい

[寸法線]-[新規]で「一括」を選択し、寸法線を表示したい領域を「矩形」または「多角形」で指示し、表示位置を決定すると一発で寸法線が描画できます。

寸法線-一括

複数箇所の寸法値が一発で描画可能です。

(合計が無効の場合)

連続で作図されている寸法線を合成したい

[寸法線]-[変更]で「合成」を選択し対象寸法線を指示してください。選択した寸法線を合成して寸法を描画します。

寸法線-合成

連続した複数箇所の寸法値を合成します。

図形のサイズ変更に伴い、寸法線を変更したい

[寸法線]-[変更]で「分割」を選択し対象の寸法線を指示してください。選択した寸法線を分割して寸法線を描画します。

寸法線-分解

選択した寸法を分割して描画する事が可能です。

寸法の指示するポイントを修正したい

[寸法線]-[変更]で「スライド」を選択し対象の寸法線を指示してください。選択した寸法線の始点または終点を変更して寸法が描画できます。

寸法線-スライド

選択した寸法線の始点または終点を変更して寸法線を描画する事が可能です。

寸法線の表示位置を変更したい

[寸法線]-[変更]で「一括高変更」を選択し対象の寸法線を指示してください。選択した寸法線の表示位置を変更できます。

寸法線-一括高変更

選択した寸法値の表示位置が変更可能です。

寸法文字離れの設定変更をしたい

[寸法線]-[設定]-[寸法値]タブの「その他」の項目の「寸法文字の寸法線からの離れ」で変更が可能です。

寸法線の矢印角度を設定したい

[寸法線]-[設定]-[寸法1]タブの「寸法矢印」の項目の「矢印種別」の矢印をクリックすると「矢印設定」ダイアログが表示されます。
「矢印設定」ダイアログの「大きさ指定」で「長さ指定」を選択して、長さと角度を希望数値を入力してください。

塗図形・座標・スプライン・朱書き・その他

[塗図形]で色付けした色を変更したい

[塗図形]-[塗色]で変えたい色を選択し、[編集]-[変更]で変えたい図形を選択してください。

[塗図形]の[抽出]とは

指定した塗図形の塗色、背景色、ブラシを抽出し、その内容を処理条件に反映させます。
なお、[塗図形]-[編集]-[抽出設定]メニューで抽出する項目を選択することが可能です。

座標を入れて座標を表示させたい

[作図]-[座標入れ]-[点入力]で始点座標を指示入力後、点入力でx,y座標(m)を入力します。
[寸法線]-[引き出し]-[簡易座標表示]を選択し、表示したい点を右クリックします。

スプライン曲線を滑らかに描画したい

[スプライン]-[分割数]の数値を変更することで描画時の曲線を滑らかにすることが可能です。

既存図面の修正時、実際に図面に対し修正を行わずに修正箇所指示したい

[朱書き]のメニューをクリックすると文字・引き出し線・バルーン等の描画メニューが表示されます。
用途に応じたメニューを選択し修正箇所の指示が可能です。
「朱書き・手書き」ではフリーハンドで線での描画が可能です。
この朱書きデータは既存図面の最終レイヤの次にレイヤ名「朱書き」を追加します。
「朱書き図面を保存」で保存すれば既存図面にはデータが追加されることはありません。

「サーチ点からの離れ指定」ダイアログボックが表示される

無変換キーを押下しながら右クリックすると表示されます。ご使用のキーボードをご確認ください。

図形編集機能

線変更・複写・移動

線の内容を変更したい

[線変更]メニューで、1本変更や部分変更、一括変更等、各種変更ができます。

縮尺の違う図面間で複写を行うと、要素が表示されない

例えば、『1/50』の図面に描かれている要素を『1/1』の図面に複写ということは、図面を50倍にしているのでデータが大きくなりすきて見えなくなってしまいます。
複写先の図面の1つのシートを[シート]-[一覧操作]で、1/50及び対象シートに変更して複写するときに対象シートに指定すると大きさが変わらずに表示されるようになります。

書込みたいレイヤを対象にして複写しても元のレイヤに複写されてしまう

複写する要素を選択した後、サブメニュー欄の[書込みレイヤ]および、[対象シート]に選択してから複写先を指定してください。

グループ化してOKをしても移動距離ではなく、縦倍率,横倍率をきいてくる

グループ化をしてOKした後のサブメニュー欄の「倍率」のチェックボックスがONになっている状態です。「倍率」のチェックボックスをOFFにしてください。

作図した図形を拡大したい

例:作図した図形を縦2倍、横4倍にする場合

  1. [図形編集]-[移動]で拡大したい図形をグループ化し、サブメニュー欄のOKをクリック
  2. サブメニュー欄の「倍率」のチェックボックスをONにする
  3. 原点を指定する
  4. 倍率を横縦の順にキーボードから10keyで「4,2」と入力する(横と縦は「,」で区切る)
  5. 原点からの移動距離を座標入力する(移動の必要がなければ0を入力)
ラスター・クリップボードへコピー

読込んだラスターデータの色を変更したい

読込み時に変える場合は[データ]-[ラスター読込み]-[データ色]で色を変えてください。
また、読込み後に変える場合は[図形編集]-[ラスター編集]-[変更]で行います。

ラスターデータを消去したい

[図形編集]-[ラスター編集]-[消去]で対象データを指示してください。

ラスターとベクターの混在するデータの表示について

BVでは、表示順が基本的に2種類あります。1つはシート順です。この表示方法は、シートの用紙が最背面に表示され、シート番号の小さい番号が手前に表示されます。例として手前から、シート1、シート2、シート3、・・・、用紙(シート0)の順に表示されます。2つめがレイヤ順です。これはレイヤ番号が大きいレイヤが手前に表示されます。例として奥から、レイヤ0、レイヤ1、レイヤ2、・・・の順に表示されます。ラスターデータ(透過OFF)がある場合は、この表示順をご確認ください。なお現在の表示順を確認するには、画面のZOOMボタンやキーボードのスペースキーを押してサブメニューで確認できます。

ラスターデータの一部を消去したい

イメージデータなので一部分を消去することはできません。 データ色または背景色にすることができます。方法は[ラスター]-[ペン]もしくは[塗]になります。

図面データをExcelに貼りたい

[編集]-[クリップボードにコピー]で「通常」か「プレビュー(印刷時イメージ)」を選択後、範囲を指定します。
その後、Excelに貼り付け(CTRL+V)を行います。Excelでサイズ等の変更してください。

データ機能

[シンボル読]を選んだらすぐ決めたフォルダを読めるようにしたい

[シンボル読]を選択すると、BV Finderが開きます。
BV Finderでは、フォルダのショートカットをいくつも作成することができます。ショートカットを実行すれば目的フォルダを開くことができます。

シンボルを読込む際にシンボルの色を変更したい

シンボル登録時にカレントペンONの設定で登録した場合、シンボル読込み時現在のカレントペンに変更して配置することが可能です。

シンボル登録

図形を選択、始点・終点を指示します。
シンボル登録ダイアログボックスの「カレントペン」をONにします。
また、右の「設定」で変更元になる色・線種・線幅を選択し、保存します。

シンボル読込み

保存したシンボル図形を選択します。
サブメニュー欄の「カレントペン」チェックボックスをONして配置すると、ペンコントロールパネルで選択されている色・線種・線幅に変更して配置することができます。

補助機能

ペンコントロールパネル上で追加した線色等を削除したい

ペンコントロールパネル上の削除したい色、線種、線幅の表示しているところで、マウスの右クリックで表示される「削除」で個別で削除できます。「未使用(線色/線種/線幅)一括削除」では未使用線色(線種/線幅)がそれぞれ削除されます。
また、「初期化」ボタンをクリックすると、使用されていない色、線種、線幅が一括で削除されます。

既存図面で描画している線、文字等の情報(色、設定フォント・高さ等)を取得したい

メニューバー[補助]-[ペンスポイト]で対象の線または文字をマウスで指示し左または右ボタンクリックで取得可能です。

CAD要素のグループ化で、グループ化された要素の選択色を【橙色】から変更したい

メニューバー[表示]-[要素選択]を選択すると「要素選択色設定」ダイアログボックスが表示されますので、そちらから指定したい色の選択が可能です。

線や円弧の端点や塗図形の変化点に色(シアン、マジェンダ、青)がついている

端点表示の設定がONになっている時の画面です。
メニューバー[補助]-[端点表示指定]の「端点を表示する」チェックボックスをOFFにすることで端点を非表示にします。
または、[補助]-[表示モード]の「端点」のチェックをOFFにすると非表示なります。
また、メニューバー[補助]-[端点表示指定]の「端点を表示する」設定では、「対象要素を選択」を選択し、[要素選択]で端点表示する領域等を指定することができます。[詳細設定]では要素毎に表示する端点の色を指定することができます。

その他機能

図面枠なしの新規図面を開きたい

メニューバーの[ツール]-[新規図面設定]-[用紙]タブ 図面設定の「表題欄設定」をクリックします。
表題欄設定ダイアログボックスの[図面枠]タブ 枠線「無し」を選択し、「OK」をクリックし閉じ、新規図面で開くと枠無しで新規図面が立ち上がります。

表題欄文字の修正をしたい

表題欄文字の変更はメニューバーの[ファイル]-[図面表題情報の編集]を指示すると「図面表題欄の編集」ダイアログが表示されます。
「値」の欄をマウスにてクリックすると入力が行えます。変更した内容でよければ「OK」をクリックしてください。変更しない場合は「キャンセル」でダイアログが閉じます。

用紙サイズを変更したい

日本語メニューの[その他]でサブメニューから[用紙サイズ](または[サイズ])を選び「A列」と書いてある欄を1回クリックするとB列に変わるのでサイズを選択してください。

フォルダの中にできる『!Thumbnail.BVX』というファイルとは

!Thumbnail.BVX(サムネイルファイル)とはBV Finder(ファイル/開くで表示されるダイアログボックス)でイメージアイコン表示をするためのファイルです。
削除しても大丈夫ですが、次回ファイルを開く際、サイズの大きいファイルのイメージ表示に多少時間がかかります。

マウスのボタン操作について

  • 両ボタンを押しながら右下に移動
    →押した位置から離した位置の範囲で拡大します。
  • 両ボタンを押しながら左下に移動
    →連続して拡大を行った場合一つ前の拡大画面に戻ります。
  • 両ボタンを押しながら右上に移動
    →全体画面を表示します。
  • 両ボタンを押しながら左上に移動
    →全図形を表示します。
  • 両ボタンを押して離す
    →マウスカーソル中心に表示図面が移動します。
  • ホイールを押しながらマウスを移動
    →マウスカーソルが手の形に変わり移動方向に移動させます。
  • ホイールを手前に回転
    →マウスカーソル位置を中心に図面を縮小表示します。
  • ホイールを奥に回転
    →マウスカーソル位置を中心に図面を拡大表示します。

マウスインフォメーションの表示を消したい

作図する際、次の操作がわかりやすいようにマウスポインターにサブメニュー欄のインフォメーションを表示しています。 必要がない場合は下記の方法により、非表示にすることができます。(BV Ver.11以降)
メニューバーの[ツール]-[システム設定]-[システム] 表示の「マウスインフォメーションを表示する」のチェックボックスをOFFにします。

線幅を画面上でそのまま表示したい

線幅を細く表示する設定になっています。
メニューバーの[ツール]-[システム設定]-[高速化設定]タブで「詳細設定項目を表示する」を選択します。「線幅を細く表示する」チェックボックスをOFFにします。

Bigvan al-Nil(al-Nil CAD) FAQ一覧

インストール関連

「システムユニットが装着されていない可能性があります」と表示される

原因1

USBドライバーが対応していない可能性があります。

対処方法

対応ドライバーをダウンロードして、ご利用ください。
保守会員様は下記保守会員様ダウンロードページよりUSBドライバーツールをダウンロードすることができます。

保守会員様 ダウンロードページ

※ご注意
USBドライバーツールは圧縮ファイル(Zip形式)になっていますので、解凍してご使用ください。
操作説明書も添付されておりますので、ご参照ください。

原因2

al-Nilのバージョンに対応したOSではない可能性があります。

対処方法

OS対応状況をご確認ください。

対応OSでない場合、対応するOSにal-Nilをインストールしてご利用していただくか、al-Nilのバージョンアップが必要になります。
販売店もしくは、弊社担当営業にご相談ください。

原因3

USBハブをご利用の場合、各USBポートに供給される電力が不足して認識されない可能性があります。

対処方法

USBシステムユニットをパソコン本体のUSBポートに直接挿してご利用ください。

対応したUSBドライバーをインストールしたが、al-Nilが起動できない

原因

USBシステムユニットの認証情報の書き換えがおこなわれていない可能性があります。

対処方法

USBシステムユニットの認証情報の書き換えを行ってください。
保守会員様は下記保守会員様ダウンロードページよりUSB書き換えツールをダウンロードすることができます

保守会員様 ダウンロードページ

インストール時に、インターネット接続は必要か

Web認証タイプの場合は、インターネット経由での認証となりますのでインターネット接続が必要になります。
また、バージョンアップやビルドアップする場合、インターネット経由のダウンロードでご提供しております。

1ライセンスで複数のパソコンにインストール可能か

複数のパソコンにインストール可能ですが、起動は1ライセンスにつき1台のパソコンのみとなっております。

al-Nilのweb認証版を再インストールする手順を教えてください。

Bigvan al-Nil Web認証版は、認証サーバーにて認証登録したal-Nilが起動する仕組みになっています。再インストールを行うと、すでに認証済みのため、認証エラーとなって起動しません。後述の方法によって認証エラーを解除してください。

1. 再インストールを行いal-Nilを起動すると、プロダクトキーを入力する画面になります。
プロダクトキー(「ビッグバン ソフトウェアライセンス証明書に印字されております)を入力すると認証エラーの画面が表示されます。
弊社サポート課まで電話をお願いいたします。

2. 弊社サポート課から「認証エラー解除手続きの完了」のお電話を差し上げます。その後al-Nilを起動して、再度プロダクトキーを入力してください。al-Nilが起動します。

3. オプションを購入されている方は解除キー(「ビッグバン ソフトウェアライセンス証明書」に印字されております)の入力も行います。
[ヘルプ]-[バージョン情報]-[オプション解除キー入力]より行ってください。

以上で再インストール完了です。

ソフトウェア機能

ファイル入出力機能

DWG/DXFファイルで「非表示レイヤ」に設定されているレイヤを破棄して読込みたい

[ファイル]-[外部ファイル設定]-[読込み-共通]にて「非表示レイヤを読込む」のチェックボックスをOFFにすることで可能です。

レイヤ名の責任主体を変更したい

[ファイル]-[外部ファイル設定]-[読込み-共通]にて「CAD製図基準テンプレートを適用して読み込む」にチェックボックスをONにしてください。
ファイルを読込んだ際に表示される「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスから責任主体を変更することができます。既存のレイヤの責任主体を変更することはできません。

入出力できるファイル形式を知りたい

DXF、DWG、SFC、P21、SFZ、P2Z、JWC(入力のみ)、JWW(出力にはオプションが必要)、BVF(入力のみ)、PDF(入力にはオプションが必要) の8種類です。

複数のビューポートを維持した状態でDXF/DWG入出力したい

[ファイル]-[外部ファイル設定]-[読込み]-[DXF/DWG]にて「ビューポートをシートに展開して読み込む」のチェックボックスをOFFにしてください。(Build2280以降で可能です)

DWGファイルの文字高さが変わってしまう

AutoCAD と仕様が異ななるため、文字高の補正処理をしています。al-Nilでは、文字の上下にある空白部分を含めて「文字高」として設定されています。(=文字オブジェクトの高さ)
AutoCAD では空白を含まない実際の文字の高さを「文字高」として設定しています。(=紙に印刷される文字の高さ)
そのため、AutoCAD とal-Nil の見た目の文字高を合わせるために、文字の高さに一定の倍率をかけています。 文字高さの補正を行いたくない場合は、以下の操作を行ってください。
1. [ファイル]-[開く] を選択してください。
2. [ファインダー] が表示されましたら、[設定] - [外部ファイル設定] を選択してください。
3. [外部ファイル設定] が表示されましたら、[読込み]※-[DXF/DWG]-[文字] を選択してください。
4. [各フォントの変換] の「文字の大きさを変換する」 のチェックボックスをOFFにしてください。
※ DWG への出力についても、[書込み] から同様に設定を行うことが可能です。
上記の設定は、初期値で有効となっております。

AutoCADの『フリーズ』に対応しているか

対応しておりません。
AutoCADで表示/非表示の『非表示』にしてください。
※AutoCADの画層プロパティの『表示/非表示』と『フリーズ』の違い
表示/非表示:指定画層の表示/非表示で非表示にしていても画面上から見えなくなったオブジェクトも編集対象となる。
フリーズ:指定画層を非表示に切り替えた場合、画面から見えなくなったオブジェクトは認識されなくなる。

AutoCADの『ポリライン』『ポリゴン』『3Dポリゴン』に対応しているか

ポリライン、ポリゴン、3Dポリゴンは『折れ線』として読込みます。

『イメージ化して印刷』とは

ベクターデータをイメージデータに変換して印刷します。出力されるプリンタ、プロッタによって粗い画像になる場合もありますのでご注意ください。

『データを分割して印刷』とは

データを分割してプリンタへ送信します。ファイルサイズが大きい図面が上手く印刷できないときに利用します。

レイヤ振り分け機能

一度振り分けした要素を再び振り分けしたい

振り分け解除を行ってから再度振り分け操作を行ってください。

複数選択した要素から特定の要素の選択を解除したい

キーボードのCtrlキーを押しながら、要素を選択してください。

『半自動』と『手動』の違いについて

「半自動」は範囲を指定し、図形情報から適切なレイヤへ自動振り分けを行います。
「手動」は範囲を指定し、指定したレイヤへ振り分けます。

「バック表示ON」とは

振り分け終了した要素を明灰色で表示することです。これによって振り分け終了・未終了が明確になります。

「強調表示ON」とは

振り分け終了後、振り分けされたレイヤをクリックすると、そのレイヤに存在する要素が点滅します。

「表示」にある「非表示」とは

レイヤ振り分けが終了した要素を非表示にします。

「0」レイヤと「Defpoints」レイヤは電子納品ではどのようにすればよいか

・SXF 形式で保存する場合
レイヤ振り分けの機能で、両レイヤにある要素をすべて他のレイヤに移動させます。 この場合、最終的には手動でレイヤ振り分けを行うことが多くなります。
SXF の仕様上、要素の無いレイヤは削除して保存されます。
・DWG 形式で保存する場合
両レイヤを非表示にしてください。
[外部ファイル設定]-[書込み]-[共通] の中にある 「非表示のレイヤを出力する」のチェックボックスをOFFして保存を行うことで対処可能です。

CAD製図基準チェック機能

エラーログ出力の内容について

チェック後、エラー箇所を「ErrorLog.txt」を「テキストデータ」としてエラーを出力します。

朱書きとは

エラー箇所にはエラー番号を朱書きする機能です。エラー番号は「ErrorLog.txt」を参照してください。

図面チェック時に外枠(-TTL)要素データの直線線幅が0.5mmでもエラーが出ない(外枠:1.4mmではないのか?)

[CAD製図基準チェック]-[(チェック)設定]画面内-[チェック]-[線幅のチェックを行う]-[テンプレートの指定線幅でチェックする]にチェックONの状態ですと、1.4mm限定でチェックを行います。
OFFの場合、既定義線幅であればエラー表示をいたしません。

図面チェック時に外枠(-TTL)要素データの線幅が0.5mmでもエラーが出ない

[CAD製図基準チェック]-[(チェック)設定]画面内-[チェック]-[線幅のチェックを行う]-[テンプレートの指定線幅でチェックする]にチェックONの状態ですと、1.4mm限定でチェックを行います。
OFFの場合、既定義線幅であればエラー表示をいたしません。

『寸法関連要素を実線0.13mmでチェックする』とは

チェックONの場合は、寸法関連要素(※)を、実線・0.13mmでチェックを行います。
また、レイヤ名の作図要素(第3階層)が、『*-***-DIM』『*-***-HTXT』のレイヤにある線幅、及び寸法関連要素(*注)は、線幅比率(1:2:4)に含めません。
*注:直線寸法・角度(周長)寸法・半径寸法・直径寸法・引出線・バルーン

朱書き機能

簡単なCAD追記編集をしたい

ビューアソフトの為、CAD機能は搭載しておりませんが、朱書きデータとしての追記編集コマンドがございます。
朱書きでは「文字」「取り消し線」「チェックマーク」「引出線」「バルーン」「線」「円」「スプライン」「手書きの線」の要素が作図できます。

朱書きした図面の保存の拡張子を知りたい

ファイル名+(red).SFC(またはp21)として保存されます。

一度作図した朱書きデータ(引出線等)を複写して別の場所へ配置したい

グリップ編集として可能です(複写・変形・回転・移動)。
この場合、対象要素は[朱書きデータ]及び[図面表題欄属性が付加された文字]のみとなります。

方法

複写したい対象朱書きデータをクリックします。
Ctrlキーを押しながらドラッグいたしますと全体複写致します。

その他、以下の機能が可能です。
 ・移動:□マークを選択してマウスを動かす
 ・回転:▽マークを選択してマウスを動かす
 ・変形:○マークを選択してマウスを動かす
 ・全体移動:マークの無いところを囲んでドラッグ
 ・全体複写:Ctrlキーを押しながらドラッグ

※朱書きコマンド継続中であれば「終了」をクリックする必要があります。

テンプレート機能

複合工種図面においてのテンプレートの対応を知りたい

ユーザーテンプレートを使用することで対応可能です。
ユーザーテンプレートは「テンプレート編集」機能で作成が可能です。

発注者との協議で、レイヤ名・ペン種が変更となった場合の振り分けや図面チェックについて

[ツール]-[テンプレート編集]で対象工種のテンプレートを読込み、変更を行ってください。別名で保存し、振り分けチェックに利用します。そのテンプレートを選択する場合は、「ユーザーテンプレート」を指定してください。
デフォルトでは下記もフォルダに保存されます。
「C:\Program Files\BIGVAN\al-Nil 20××\Template」

表示機能

縮尺の大きな図形で拡大表示しないで要素の一部を拡大して見たい

[表示]-[スコープ]でマウスカーソルが指示する箇所を表示時の10倍までの大きさで見ることが可能です。

その他機能

マウスのボタン操作について

マウスの両ボタンを押しながら右下に移動

押した位置から離した位置の範囲で拡大します。

マウスの両ボタンを押しながら左下に移動

連続して拡大を行った場合一つ前に拡大画面に戻ります。

マウスの両ボタンを押しながら右上に移動

全体画面を表示します。

マウスの両ボタンを押しながら左上に移動

全図形を表示します。

マウスの両ボタンを押して離す

マウスカーソル中心に表示図面が移動します。

マウスホイールを押しながらマウスを移動

マウスカーソルが手の形に変わり移動方向に移動します。

マウスホイールを手前に回転

マウスカーソル位置を中心に図面を縮小表示します。

マウスホイールを奥に回転

マウスカーソル位置を中心に図面を拡大表示します。

橋梁の図面をレイヤ振り分けしたい

al-Nilで標準装備しているテンプレートは国交省の道路設計のみです。その他の工種についてはオプションとなります。

プロパティ画面内に表示される内容(フォント・文字高・線種・寸法矢印タイプ等)を変更したい

ビューアーソフトですのでCAD要素の作図、編集、修正は行えません。"レイヤ振り分け"、"CAD製図基準チェック"、"朱書き機能"等は CAD製図基準に沿って、編集、修正を行えます。
また、各種朱書き機能については新規レイヤ(朱書き)を追加し、そのレイヤに朱書き作図を行うことは可能です。

自動レイヤ振分で100%振り分けることは可能か

図面により認識率が大きく変わってきます。半分以下の認識率の図面もあれば8割以上認識する図面もあります。

アンドゥ、リドゥについて

可能です。初期値は10回となっており、設定も可能です。