Bigvan SXF Browserは、国土交通省が推進する電子納品の標準ファイル形式であるSXFファイル(p21/sfc)の閲覧、 CAD製図基準チェック、複数ファイル表示、属性表示などの機能を備えたファイルビューワです。
国土交通省は、公共事業の執行効率化、質の向上などを目的として、同省発注の公共事業を対象に、2001年度から電子納品システムを導入、推進しています。
そして、現在国土交通省が提供しているSXFブラウザについても、今後同等の機能を持つソフトウェアの開発を民間に委ねることを視野に、 SXF表示機能及び確認機能要件書(案) が公開されています。
Bigvan SXF Browserは、この要件書をもとに開発されたもので、国土交通省が提供するSXFブラウザに比べ、 より一層利便性を高めています。
OS |
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CPU | 1GHz以上の32ビットまたは64ビットCPU |
メモリ | 32bitOS 1GB以上(推奨2GB以上) 64bitOS 2GB以上(推奨4GB以上) |
ハードディスク | 20GB以上 |
ディスプレイ | 解像度1280×768以上 WXGA以上(推奨1440×900 WXGA+以上) |
「前画面」、「再表示」、「フリーズーム」の表示機能で利便性が向上
ウィンドウの「重ねて表示」、「上下に並べて表示」、「左右に並べて表示」などの機能が使用可能
既定義ハッチングが表示可能のため道路基盤地図情報交換属性セットの図面目視が可能
モノクロラスターの透過表示により幾何要素と重なっても幾何要素が確認可能
SXFver.3.1実装規約の朱書きファイルの読込に対応
作図グループの図形名、作図部品の図形名、属性図形名の確認可能
属性図形の属性セット名、属性名、タイプ、単位、値、ターゲット属性の確認可能
SXF表示機能および確認機能要件書と違うチェックをする項目があるため、正しくても目視確認になることがあります
モノクロラスターの表示は透過表示ができませんので、表示順が下側に幾何要素が重なっていると幾何要素が見えません
SXFver.3.1実装規約に規定されている朱書きファイルの取り扱いに対応していません
道路完成図作成要領の則った納品図面の仕様である道路基盤地図情報交換属性セットでは、面データを既定義ハッチングで作成、透過した色で表示することが規定されていますが、枠線のみの表示になってしまいます