倫理審査申請システム
BIGVANの倫理審査申請システムは、厚生労働省の「各種倫理指針」に対応したシステムです。
臨床研究管理業務における、申請者、管理部門、倫理審査委員会の間でネットワークを構築、各種文書を電子化し、申請から承認までの記録をデータベース化することで、業務の効率を驚異的にアップします。
システムのイメージ(流れ)
特長
「倫理指針」の遵守
重要なポイントとして、本システムは「倫理指針」の遵守を基本としています。
指針は改正を繰り返しており、その度に、書式や手順を見直す必要があり、書式や手順の変更に伴うシステムへのご要望も、迅速にご対応しております。
将来指針が法律化されても安心してご利用いただけます。
書式様式のカスタマイズ
現在運用されている各種書類の様式に沿ってシステムをカスタマイズしますので、スムーズにシステムを利用した運用へ移行することができます。
真正性の確保
申請書類は修正のたびごとに版管理されます。「いつ誰がアップしたか」を記録に残すことはとても大切なことです。データの削除は行いません。
安心のセキュリティ管理
システムへはIDとパスワードでログインし、通信にはネットバンキングなどで採用されているSSL暗号化で行います。
外部サーバーは、情報セキュリティ認証基準「ISO27001」取得済みの国内のデータセンターで厳重に管理されます。
高い拡張性
幅広い拡張性を備えていますので、各シーンにおいての電子化やシステム連携に対応させていただきます。
充実した安全性
・自動チェックによる入力ミスや書類の不足防止
・利用者の入力権限・閲覧権限の設定
使いやすい操作性
・インターネット環境があればいつでもどこでも利用可能
・Webブラウザ(InternetExplorer/Edge/Safari)で利用可能
便利なメール機能
・実施状況報告の提出依頼を一括メール配信
・研究終了日を事前にアラートとして自動発信
導入のメリット
- 【申請者の問題点】
- ・申請や報告の時間がとれない
・研究対象がどの指針(委員会)に該当するか判断が難しい
・申請方法、記入事項、必要な書類などがわからない
・申請中または進行中のプロジェクトの状況を把握しづらい
・倫理指針の改訂内容を把握することが難しい - 【申請者向けの解決内容】
- ・いつでもどこからでも申請や報告が可能
・実施状況報告の催促メールや研究終了日の事前アラートメールにより、
申請や報告をサポート
・該当する指針をアシスト選択可能
・研究ごとに必須の入力項目と添付書類が画面表示
・申請のプロジェクト一覧とステータスを表示
・最新の倫理指針に対応した安心のシステム
- 【事務局の問題点】
- ・膨大な印刷物のファイリング作業や保管スペースが大変
・紙資源のコストがかさむ
・必要な資料を探すのが困難
・プロジェクトの進捗状況や審議予定の情報管理が煩雑
・申請者への修正依頼や定期報告依頼などが手間がかかる
・倫理指針の改訂内容を把握することが難しい - 【事務局向けの解決内容】
- ・必要な情報は一括管理されているので、最低限の印刷で済む
・検索機能により資料を素早く確認
・プロジェクト一覧から全ての進捗状況を確認可能
・登録済み研究をEXCELに出力して各種統計資料の基礎データとして利用
・自動チェックや一括メール配信により作業効率がアップ
・最新の倫理指針に対応した安心のシステム
- 【審査委員(倫理委員会)の問題点】
- ・事前に資料を確認できず、余裕をもって委員会に臨めない
・たくさんの資料を管理したり持ち運ぶのが負担
・指摘や修正指示を出すことが多く、再審議になりやすい
・指定箇所を参照するにも資料が多く手間取る
・倫理指針の改訂内容を把握することが難しい - 【審査委員(倫理委員会)向けの解決内容】
- ・審議予定が決まり次第、すぐに書類を確認可能
・インターネット環境があればいつでもどこでも確認可能
・事前に確認や修正指示を出すことで、質の高い審議に臨める
・iPad書類閲覧の利用により、ページ指定で素早く参照
・最新の倫理指針に対応した安心のシステム
主な機能
- 新規申請
- 必要事項を入力し、添付資料を登録するだけで申請ができます。
- 計画変更申請・実施状況報告・
有害事象報告・終了報告 - 申請者は、各申請画面から項目の入力や選択、必要書類のアップロードを行い申請します。
計画変更・実施状況報告・有害事象報告・終了報告等の倫理指針にも対応しています。 - 申請書自動チェック
- 書類不足や必須項目が未入力の場合はエラー表示され、申請のステップに進むことができません。
簡易なヒューマンエラーの防止で事務局の目視確認作業と申請者への手戻りが軽減され、スムーズに業務が進みます。 - 出力・印刷
- 事務局で受付された申請は、ご利用中の書類様式に合わせてPDFファイルが自動作成されます。
必要に応じて各種書類を取り出したり、印刷出力を行うことが可能です。 - 審査委員会の管理
- 審査委員会ごとのスケジュールと審議予定一覧、審査結果を管理します。
- 実施状況報告の通達発信
- 実施中のプロジェクト一覧から、実施状況報告の催促についてのメールを一斉配信することが可能です。
未報告者だけを絞り込み、繰り返しメール配信を行うことで「臨床研究に関する倫理指針」に定める定期報告への対応が可能です。 - 研究終了日アラート
- プロジェクトの終了日が近づくと、申請者へアラートメールが自動配信されます。
アラートメールのタイミングや配信回数の設定を工夫することでより効果が高まります。(倫理指針対応) - 研究課題一覧のエクスポート
- プロジェクト一覧を Excelファイルに出力することが可能です。
報告書や資料など様々な用途に合わせてご利用いただけます。
その他の機能
・質疑応答・ディスカッション・電子会議
・iPad による書類閲覧
・複数委員会の対応
・倫理指針アシスト選択(倫理指針対応)
・倫理講座受講管理(倫理指針対応)
・利益相反自己申告
・一括メール配信
・事前審査・予備審査
・議事録作成支援
・申請書一括 PDF 出力
さらに詳しい情報は、お問い合わせフォームよりご質問ください。