Bigvan al-Nil 2017
Bigvan al-Nil 2017は、
『自動レイヤ振り分け機能』を搭載した
電子納品図面作成支援ツールです。
電子納品の図面変換に革命をもたらす
"SXF Hyper Converter"です。
発売以来、電子納品図面変換作業に大きな改善をもたらした「Bigvan al-Nil」。
CAD図面をCAD製図基準に則した電子納品図面に自動変換させる"SXF Hyper Converter(ハイパーコンバーター)" です。
CADデータの内容を解析し、設計工種や 図面種別の判別、レイヤ振り分け、図面チェックおよび修正までの一連の作業が簡単に行えます。
手作業でのデータ修正時間が大幅に削減できます。
Bigvan al-Nil 2017 製品説明
[ 動作環境 ]
[ Bigvan al-Nil 2017(al-Nil CAD 2017)新機能紹介 ] (PDF・0.64MB)
[ Bigvan al-Nil 2017総合カタログ ] (PDF・2.55MB)
- (ご参考)「Bigvan al-Nil」の操作デモムービー(Flash版)もご覧ください。
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レイヤ振り分け:平面図面デモ
レイヤ振り分け:構造図面デモ
レイヤ振り分け:複数レイアウト図面デモ
SXF Hyper Converter「Bigvan al-Nil 2017」の特長
- 多彩なデータ形式に対応
- 高度なDWGデータとの互換性
- 自動レイヤ振り分け
- CAD製図基準図面チェック及び自動修正
- ネットワークライセンス対応
- 多彩なオプション
多彩なデータ形式に対応
豊富なデータ形式に対応したal-Nilをデータ変換に使用することで、「文字が化けてしまった」、「線が消えてしまった」、「画像が見えなくなった」などの問題が少なくなります。
- SXF(sfc/sfz/p21/p2z)
SXF Ver.3.1に対応 - DWG/DXF
AutoCAD2013形式(AutoCAD2015)、By Layer入出力対応、ポリゴンビューポートの入力対応、ビューポート毎の画層管理対応、SXFデータの部分図をビューポートへ自動変換出力対応 - JWW/JWC
JW_CAD Ver.8形式での入力可能、JW_CADでの寸法線にSXF寸法属性を付加可能(CADオプションが必要) - BVF
BV CAD Ver.5以降のデータ入力に対応 - PDF
出力:塗ハッチングの透過情報を保持、用紙サイズ指定可能
入力:ベクターPDFをCADデータへ変換可能(CAD及びPDF入力オプションが必要)
高度なDWGデータとの互換性
CADデータ交換においてSXFと合わせて広く流通しているDWGデータ。
しかしながらDWG対応CADソフトとのデータ交換では、問題も多いと言われています。
al-Nilではこの問題に一つの答えをご提供します。al-Nilを中間ソフトにすることでデータをシームレスに取り扱うことが可能になります。
■入力
- モデル空間とレイアウト空間の関係を保持
- DWGでの表示順を保持
- モデル空間からの読込みに対応、倍率指定や回転角度の設定も可能
複数範囲を連続指定して読込み可能
■出力
- SXFの見た目と要素サイズを保持し、DWGデータ構造(モデル+レイアウト)へ変換
- SXFの座標値をDWGのモデルに出力可能(座標値を保持)
(SXFの測量座標系は、DWG出力時に数学座標系に置換) - SXF上で「同一縮尺」「同一座標」の部分図をモデルへ重ねて出力可能
電子納品に則したレイヤ自動振り分け
電子納品図面では、CAD製図基準に則してレイヤ分けされた図面で納品する必要があります。
しかし図面作成、編集でCAD製図基準を意識してレイヤを切り替える作業の手間や、レイヤ分けされていない元図の場合、事前にレイヤ分けする作業が発生し、設計者の大きな負担となっています。
そこでal-Nilでは、これらレイヤ振り分け作業を世界で初めて自動で行う機能を搭載し、作業時間の大幅な短縮を実現しました。
学習機能
自動振り分けできない要素は半自動、手動で振り分けし、その作業内容を学習機能により記憶します。
次回以降同じパターンで書かれた図面では、学習データを使用することで、振り分け効率が向上します。
横断図を自動でシート振り分け『横断シート(自動/半自動)』機能
CAD製図基準(平成28年3月版)では横断図の場合、横断図ごとに部分図を利用し、数学座標系を使って原点位置を定め て実寸で作成図面で納品する必要があります。
そのため、部分図に各横断図をまとめて作図されている図面を横断図ごとに部分図に分けて実寸で作成する機能を搭載しました。
横断図シート(自動)
ワンクリックで横断図の形状を認識して自動で作成したシートに振り分けを行います。
横断図シート(半自動)
横断図の範囲とDL線またはYP線、中心線を指示してシートに振り分けます。
CAD製図基準チェック・自動修正
CAD製図基準では、図面の書き方や線の情報、文字の大きさ、レイヤ名などの項目が詳細に規定されています。
al-Nilでは、納品図面がこの基準に則しているか複数図面、複数工種のチェックを行い、エラー発生時には自動修正まで、一連の作業を行います。
一括図面チェックにより、複数の図面をまとめてチェックしたり、”自動朱書き”でエラー個所に朱書きすることが可能です。 また、SXF表示機能及び確認機能要件書(案) に則したチェック、自動修正も可能です。
さらに、図面全体またはシート別に各レイヤが持つ要素数を確認できます。
CAD製図基準チェックで示されたエラーや警告の確認にも活用できます。
工種テンプレート
レイヤ振り分けや、CAD製図基準チェックで使用する工種テンプレートは、国土交通省 道路設計と営繕を標準搭載しています。
そのほかの工種、図面種別に対応する工種テンプレートを別途用意しています。
- 工種テンプレートA (国土交通省)
地下構造物設計、橋梁設計、砂防構造物設計、地質、地下駐車場設計、
河川構造物、ダム本体構造設計、トンネル設計、海岸構造設計、都市施設設計 - 工種テンプレートB (機械設備)
水門設備、揚排水ポンプ設備等 - 工種テンプレートC (港湾)
港湾構造物設計 - 工種テンプレートD (農水省)
頭首工・ポンプ場実施設計、排水路実施設計、農道橋実施設計、ため池改修実施設計、 用水路(開水路)実施設計、パイプライン実施設計、ほ場整備実施設計、
水路トンネル実施設計、農道実施設計、地すべり実施設計 - 工種テンプレートE (NEXCO)
各項目共通、舗装設計、橋梁上部設計、造園設計、道路設計、橋梁設計、
トンネル設計、連絡等休息施設設計、橋梁下部設計、標識設計 - 工種テンプレートF (下水道事業団)
共通、土木、建築、建築機械設備、建築電気設備、機械設備、電気設備、
下水道基本構想、公共下水道全体計画、下水道法事業認可設計、都市計画決定、
都市計画事業認可
国土交通省電気通信設備、国土交通省測量成果のテンプレートについては、年間保守契約期間中のお客様へ無償でご提供しています。
オプション
al-Nilには機能追加のために多彩なオプションを用意しています。
CAD機能から完成平面図作成支援機能まであらゆる機能を追加することができます。
- CADオプション
al-Nilに図面編集機能が装備されます。
これによりal-Nil上で図形の編集・作図が可能となります。 - ラスタオプション (CADオプションが必要)
ベクタ変換、ラスタ変換など強力なラスタ編集機能により、作業の幅が広がります。 - 拡張土木オプション (CADオプションが必要)
土木図面作成、編集に必要な機能を追加することで、汎用CADから専用CADに変身します。 - GISファイル入出力オプション (CADオプションが必要)
シェープファイル(GIS)の読込み、保存が可能になります。 - PDF入力オプション (CADオプションが必要)
ベクタPDFデータをCADデータとして取込み、編集することが可能になります。 - 完成平面図作成支援オプション
道路工事完成図等作成要領に則した図面作成を支援します。
Bigvan al-Nil 2017 強化機能
本体機能の強化
機能 |
概要 |
詳細 |
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ファイル
出力機能 |
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横断図シート機能
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テンプレート編集機能
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印刷機能
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ポップアップメニュー
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システム
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CADオプション機能の強化
機能 |
概要 |
詳細 |
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作図・編集
機能 |
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ツール・設定
機能 |
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拡張土木オプション機能の強化
機能 |
概要 |
詳細 |
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図形機能
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測量機能
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GPS写真配置
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KML/KMZ
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Bigvan al-Nil 2017 お問い合せ先
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